プラスチック・ゴム産業が力強く発展するタイ・バンコク


                                     2019-01-24

T-PLAS 2019 – タイ国際プラスチック・ゴム産業展は
2019年9月18日~21日にタイ・バンコクにて開催

● 全バリューチェーンを網羅する、最新製品・技術が一堂に
● 『医療用プラスチックゾーン』、『原材料ゾーン』を新設
● PACK PRINT INTERNATIONAL 2019と同時期・会場にて開催決定
 

隔年で行われているT-PLAS – タイ国際プラスチック・ゴム産業展が、来る2019年9月にタイ・バンコクへ帰ってくる。出展対象製品は、原材料から機械・機器、半製品・最終製品、サービスに至る、プラスチック・ゴム産業のサプライチェーン全体で、タイ、ひいては東南アジアの各製造部門に訴求する。
 

T-PLAS 2019では、これまで好評を博してきた、プラスチック・ゴム産業にとって重要な核となる6つの業界、自動車、バイオプラスチック、電気・電子、ライフスタイル、医療、包装に、再び焦点を当てる。そして、プラスチック・ゴム産業の環境システムに精通した国際的な専門家や代表者とともに、関連業界が注目するトピックスを共有する。また、次回のT-PLASでは、『医療用プラスチックゾーン』、そして『原材料ゾーン』という特別展示が、初めて設けられることになっている。
 

天然資源が豊富なタイは、恵まれた生産インフラや巨大な消費基盤を背景に、ゴム生産は世界の40%を占め、年間推計130億米ドルを輸出している。力強く繁栄する同国のプラスチック産業は、東南アジアの主要なプラスチック製造拠点として、ますます評価されている。それは、加工、型・機械製造、調合、石油化学品製造など、国内に約5,000ものプラスチック加工・生産施設を有することからも、明白である。また、タイは環境に配慮した製品・加工に必要となる原材料調達の多くで、自給を実現している。
 

『タイランド4.0』の導入により活性化された経済は、外国投資の機会を数多く提供し、ひいてはプラスチック・ゴム産業の強化に貢献している。この『タイランド4.0』開発計画は、次世代自動車、スマート・エレクトロニクス、効率的な農業・バイオテクノロジー、自動化・ロボット、航空宇宙、そしてバイオ燃料・バイオ化学などの10の産業に絞り、推進されている。
 

タイ国内のプラスチック消費は確実に拡大しており、包装、電子機器、建設、自動車の輸出額に相当する。その上、タイ政府はバイオプラスチック開発にも多額な投資を行っており、タイのプラスチック産業は、2020年までに7,000億米ドル近くに達するとされる世界のプラスチック市場で、さらにシェアを拡大する用意ができている。
 

タイは、プラスチック産業の隆盛に加え、ゴム部門でも十二分な成長を遂げている。政府が運営するタイ投資委員会は、自動車タイヤ試験施設の建設に1億米ドル以上を拠出し、ゴム消費を飛躍的に増大させている。また、有望な投資プロジェクトの研究だけでなく、航空部門の発展を促進しようと、航空産業の人材開発向け研修施設の建設に、さらに21.6億バーツを投資する予定だ。
 

タイ、東南アジア、そして世界の専門知識が結集するT-PLASの4日間は、需要業界の要求に対応した新たなツール、改良技術・製品、補助材料だけにとどまらず、バリューチェーン全体にわたる革新的な機械が展示される、プラスチック・ゴム両産業にとって相乗効果が見込めるビジネスの場となる。
 

大きな期待を集める本展は、ワークショップ、セミナー、新製品の実演、専門家による会議など、併催プログラムも充実している。これらは、タイ・東南アジアのプラスチック・ゴム産業における、未来志向の加工・製造に対する課題や解決策を提示・議論することを目的としている。
 

T-PLASは、メッセ・デュッセルドルフが有望なグローバル市場にて手がけるプラスチック・ゴム産業展『Global Gate』ブランドの一翼を担っている。全10メッセからなる本ブランドは、独・デュッセルドルフで3年ごとに開催されている、世界的な業界展 – Kを旗艦プロジェクトとし、そこで培った経験を基に、優れたビジネスの場を提供している。『Global Gate』各メッセは、本拠地である欧州をはじめ、北アフリカ、中東、ロシア、インド、中国、東南アジアといった、世界が注目する成長市場に展開、同地域への参入、あるいはビジネス拡充のきっかけとして、多くの業界関係者に活用されている。
 

メッセ・デュッセルドルフ・アジアが、隔年で開催する期待の本展は、出展・来場双方が成功事例を共有し、国境を超えた事業拡大の誘発や企業プレセンスの確立、タイ進出を図る事業展望の見定め、またはタイ企業の世界舞台への参入などを目的とする協力関係を形成するにあたり、大きく貢献している。
 

T-PLASは、関連する包装・印刷展 – PACK PRINT INTERNATIONALと、同会期・会場にて行われる。それぞれの特色はそのままに、しかしながら関係性は強化される両展の同時開催は、これまでも常に大きな反響を集めてきたが、この戦略的な決定に至った背景には、単一市場・生産拠点下で地域を経済的に統合するASEAN経済共同体(AEC)の2015年末発足がある。そして2019年開催も、プラスチック・ゴム産業、そして包装・印刷業界をリードする企業が、一堂に会する。
 

T-PLAS 2019は、目下出展申し込みを受け付けている。日本で本展を担当する株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンは、申し込み受付順に小間位置が決定するため、早めの相談・申し込みを呼びかけている。
 


T-PLAS 2019に関する情報・お問い合わせは、株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン、あるいは関連ウェブページをご覧下さい。

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